リスクを抑えてRPAを動かすために活用したいおすすめの対策方法

RPA リスク

RPAとは、ロボティック・プロセス・オートメーションの頭文字でAIや機械学習などの認知技術を組み込まれたロボットを利用し業務の自動化や効率化を図ることを示します。業務を標準化、デジタル化することで、多種多様な業務を代行させることができます。RPAのメリットは正確性と安定性です。うまく活用すれば、人間のようにミスをしたり、長時間労働で集中力が低下し能率が落ちたりすることはありません。この確実性と安定性は業務の効率化をもたらし、コストカットにつながります。今後、労働人口が減少する未来に向けて、頼もしい存在になってくれることでしょう。しかし、このRPAの導入には、メリットだけでなくデメリットも存在します。主にコントロールする側の問題なので、リスクを回避しながらうまく活用していくことが期待されます。

RPA導入のデメリット、リスクとは

RPA導入によりデメリットが発生するときは、使う立場の人間に問題がある場合がほとんどです。RPA導入により考えられるリスクには以下のものがあります。他システムの影響により使用不可や誤作動が発生するリスク。これは、導入の窓口が情報システム部門でない場合、連携する他のシステムの変更がうまく反映されずに誤作動をおこすことです。次に、RPA使用不可時に業務が停止するリスク。停電などで電力は供給されなくなった際、RPAに依存していたすべての業務が停止状態に陥ることです。他に、不正使用等により情報が漏えいするリスクや誤処理を検知できないリスクがあります。導入の際に、例外処理の対策がうまく取り入れられなかった場合に、ご処理をそのまま通過してしまうことが起こり得ます。最後に業務がブラックボックス化するリスク、専門業者に丸投げした場合に起こりやすいリスクです。

RPA導入のリスクを回避するための対策は

リスク回避のために、具体的には次のような対策があります。まず、連携するシステムの変更による誤作動ですが、RPA担当部署が情シスとの連携をしっかりとり、関連システムを変更する場合には相互に連絡を取り合うようにすることが大切です。また、電力ダウンの時に人間が最低限の業務をこなせるようなマニュアル作りが不可欠です。そして、データは定期的にバックアップし、復旧までの手続きも決めておくことが求められます。情報の漏洩に関しては、セキュリティを強化するしかありません。例外処理の見逃しを防止するためには、RPAで効率化する部分と人間が例外として処理する部分をうまく切り分ける必要があります。最後に、業務の不透明な部分を防止するためには、プロセスの文書化を行うことだけでなく、一定程度意図的に手作業を残すことや、RPAの作業内容を理解できる人材を育成することが対策として考えられます。